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デスクトップレイアウト 制作記#2

制作記#1 最新の作業報告


レールと枕木の塗装

面相筆で全部塗るのは相当面倒なので、GMカラーのぶどう色2号でスプレー塗装し、手直しとして筆による塗装をしています。
塗装の際はレールの側面に色がまわるように、スプレーの噴射角度に注意します。
また、ポイント部は塗料がつくと通電に問題が起こるので、マスキングテープでフログの部分(切り替え部分のレール先端)を覆っておきます。
枕木とレールの塗り残しはタミヤのエナメル塗料(ブラウン)を筆塗りしておきました。
塗料の乾燥後はレールの上面についた塗料を落とさないと走行できませんので、割り箸を使って削り落とします。
ちなみに割り箸はレールクリーニングにも使用でき、レールに軽く負荷をかけながら割り箸でこすってやると、見る間に先が黒くなっていくのが分かると思います。
溝が深くなってきたら先端をカッターで切り落とせばかなりの回数使えます。大体これでほとんどの汚れが落ちますが、それでもだめなときはレールクリーナーを使うか紙やすり(#1000くらいのもの)を使います。
紙やすりを使うと後々汚れがたまりやすいと聞きますのでほどほどに…。
レール上面がきれいになったら、テストランをして通電状態とポイントの動作を確認します。通電は問題ありませんでしたが、ポイントの動作が渋いようです。ポイントの動作部分の下にひいたゴムを切って取り除くと、かなり改善しました。

ホームの固定

バラストをまく前にホームを固定しておかないとうまくいかないので、この段階で固定します。仮固定しているホームに鉛筆をあてがう格好で罫書き、ゴム系接着剤で固定しておきました。一応21m級の車両を転がしてホームに当らないかどうか確認しておきました。

貨物ホームの作成と設置

日通事務所を作ってあるので貨物ホームもほしいなぁと思っていました。
うまいことに引込み線1本がまだあいていますので、そこに貨物ホームを置く事にしようと思いつきました。KATOのローカル貨物ホームキットを使います。
このキットはイージーキットですので、そのままでも見栄えのよいものが出来ますが、ホーム側面を塗装しました(GMぶどう色2号、TAMIYAフラットアース)。
また、ホームの高さが道床付線路の高さにあわせてありますので、このままでは高すぎます。
ベースを使用せず、側面と上面をプラ用接着剤で固定する事にし、側板と上面(両端部)も高さを低く加工しています。
加工はカッターで行いました。2mmほど下げましたが、今度は低すぎるようです。
余っている自転車のチューブをホームの大きさに切ってゴム系接着剤でベースにはりつけるとちょうどよい高さになりました。
設置すると単体で見れば格好いいのですが、全体としてみるとやっぱりホームが多いように見えます。うまく誤魔化さなければ…。

 

なお、このキットにはうれしいことにアクセサリー類と農業倉庫が付属しています。
アクセサリーは電話ボックス(旧型)、郵便ポスト(円筒型)、手押し車、ドラム缶、看板、案内板、駅名板、リヤカー、門扉、電柱、車止め、タブレット受けが入っていますので、後々塗装して使おうと思います。
農業倉庫は非常に大きなもので、高さも結構あります。
外観はすっきりとしていてよいのですが、貨物駅の近辺には設置できるスペースがありません…。
貨物駅にこれだけの大きさの農業倉庫を置けるレイアウトってそんなにないんじゃないかと思います(汗)。
気が向いたら自作でもしようかと考えています。

カントをつける

バラストをまく前の最後の作業としてカントをつけることにします。
元々レールを敷設の際に自転車のチューブの小片をレールにはさんでいたのですが、カントがきつくなりすぎてDD51の通過時に不自然な感じがしたので排除していました。車両をテストランしていて逆カント(カーブで車体が外側に傾く事)が気になり、再度黒画用紙の小片を挟んでカントをつけることにします。
4mm×20mmに切り出した100円均一の黒画用紙を曲線部の枕木の下外側に挟みます。
曲線の中間部はもう少し角度をつけるために、二枚重ねてのりで張り合わせた画用紙を挟みます。
挟む間隔は2〜3cm間隔でいいです。他にもタコ糸を挟む方法があるのですが、こちらの方が簡単で色も塗る必要がないので楽に出来ます。
なお、ホームのある引込み線の曲線部は既にホームを固定してあることと、カントをつける必要性を感じなかったため設けていません。

バラストをまく

いよいよバラストをまきます。この後で線路の配置を変えたり、調整したりということは一切できないので、しっかりテストランしたあとで行います。
今回はローカル線ということで、TOMIXのグレーとライトグレーを混ぜて使います。バラストはいつも購入してきたら、ペットボトルに入れています。バラストをまく際は、このまま少しずつまく事ができますし、保存にも便利です。
バラストを少しずつまきながら平筆で修正してきます。
レールの上はもちろん枕木の上、ポイント部分は特に不要な部分に粒が入らないように注意しながら修正します。
ポイント部分は駆動部が交換可能なように、駆動部のそばのバラストはまいていません。
バラストをまいたら落ち着かせるために水を入れた霧吹き(100円均一で購入しました)で軽く湿らせておきます。
直接バラストに噴射するとバラストが崩れてしまうので注意が必要です。
次に木工ボンドと湯を1:1〜2で溶いたボンド水溶液に2〜3滴の台所用洗剤を加え、スポイトでバラストに滴下していきます。
いわゆるボンドバラスト法という方法ですが、ボンドをお湯で溶くのがポイントです。ボンドがより溶けやすくなります。
結果ですが2色を混ぜない方がよかったようです。粒が大きいので今一ですね。乾燥後に絵の具を薄めて着色しようと思います。

 

とりあえず一晩置いて乾燥させた後、ピンセットで枕木の上についたバラストなどを排除し、ちゃんと固着していないバラストを落とした後で、不足しているところに追加しておきました。
一度バラストが固着すれば線路は完全にベースに固定されるため、仮固定で使った釘が必要なくなるので抜いておきます。
この釘は取っておけば再利用可能なのでまとめてマグネットなどにつけて保管しておきます。

バラストの塗装

先述したとおり、バラストの色をそろえる必要性から、バラストに水彩絵の具で着色していく事にします。
今回使ったのはたまたま家にあったターナーのデザインガーナッシュで、不透明水彩と呼ばれるものです。
別にポスターカラーでもアクリルでも好きな画材を使えばよいと思います。
とりあえず様子を見るために少しずつ薄めのグレーを塗っていきます。
かなり水で溶いているのでしみこませるという感じです。ポイント部分の細かい部分は面倒なので塗っていません。
筆の届かないようなところはスポイトで少しずつ着色していきました。
色はちょっとダークグレーぐらいの濃さでないと下のバラストの色が透けてしまいます。
枕木やレールなども一緒に塗ってしまうのですが、あとあと処理することにして気にせず進めました。
ひとまずこれでいい感じに仕上がったのですが、大量の水を含ませてしまったので、一部バラストがゆるくなってしまいました。
追加でもう一度ボンド水をまいておきましたが、以後着色する場合はボンド水に着色してスポイトでまくようにしたほうが良いと思いました。

再度レールと枕木の塗装

バラストの塗装を行ったせいで枕木やレールまでグレーに着色されてしまいました。
最初は水をつけた綿棒で取れるだろうと思っていたのですが、きれいに落ちないので仕方なく全部の枕木とレールを塗りなおしました。
何度か分けて塗りましたが総作業時間3時間を越えました(汗)。
バラストの塗装やバラストの混色は全然良くないということが身をもって理解しました。
結局ファイントラック使ってライトグレーのバラストまいて、レール側面を筆塗りするくらいの方が圧倒的に楽です。
変な事情が無い限りそうした方がいいですね。
レール上面はボンド水や塗料が付着して通電しない状態なので、もう一度割り箸クリーニングしてテストしておきます。

山を作る

制作が長らく中断していました。
ポイントでの脱線頻発、電動ポイントの作動不良も大きいですが、全体のイメージが沸かなかったことが原因として大きいです。
パイク制作であれば、元より限られたスペースに何を作るか選択肢自体が少なかったのでそれほど難しく無かったのですが、デスクトップサイズは思ったより広大でなかなかまとまらなかったのです。
インターネットや本で様々な作例を見て、「建物主体では無くシーナリー(地面)に重点を置く事でこれを解消出来るのではないか」とある時気付きました。
そこで、エンドレスの内側に大きくあいたスペースに山を作ってみることにしました。
チラシを使って型紙を作り、5cm厚のスチレンボードを2枚切り出して重ね、ボンドで貼り合わせてからカッターナイフで成形します。
アクリル塗料で塗装した後、ウッドランドのクランプフォリッジをボンドで貼り付けました。

フォリッジ貼り付け中

更に色合いを整える意味でウッドランドのコースターフをふりかけ、ボンド水溶液で固着させます。
フォリッジによる植裁だけでは変化に乏しいので、石垣を3カ所に設けました。
2次元CADで石垣データを作り、厚手の紙に印刷して切り出し、そのままボンドで貼ってあります。
こうして完成した山をレイアウトに設置すると、反対側を走る車両の「ついたて」としての効果があり、緑の山があるだけで一気に車両が映えるように感じました。
「フォリッジだけではのっぺりしてしまうかな」という不安がありましたが、特に問題無いようです。
なお、フォリッジ主体の山制作とプリントアウト石垣のアイデアは、浦島支線さんのリメイクレイアウトの作例を参考にさせて頂きました。

 

建物に手を入れる

山が出来て、スペースが限られた状態になり、建物の配置もしやすくなりました。
何も無い平原に建物をただ並べていくだけでは、街並みに見せるのは難しいのです。
設置する建物ですが、既製品を中心に並べていく事にします。ただ、そのままでは面白くないので、塗装を施す事にしました。
地面の塗装でも大活躍したアクリル塗料による筆塗りで、屋根やひさし、雨戸を塗り替え、看板を掛け替えました。
昭和情景博物館の建物は塗装後にゴム系接着剤で組み立てました。
商店は琺瑯看板のスポットとして有名な龍野の酒屋風に、雑貨屋は飲食店の佇まいとし、店名は坂出の饂飩屋さんの名前をお借りしました。

酒屋と飲食店別窓で拡大できます

これだけでもグッと雰囲気が良くなり、山の緑とも調和してくれている様に思います。

ポイント 脱線対策

駅へ進入するためのポイントはカント付きのカーブの出口であるために脱線が頻発し、対策に手こずりました。
ポイントを分岐側に切り替えた際に、線路間が9.5mmと広くなっていることが原因のようです。
そこで、0.1mm厚の銅板を1.5mm×15mmに切り出し、フログの先端に接着しました。
本当はハンダ付けで固定したかったのですが、うまく付かなかったので瞬間接着剤です。
その際にフログの先端から銅板を3mm〜5mmほど出し、レール上面はツライチになるよう固定します。

脱線対策別窓で拡大できます

強度的には頼りないですが、これにより殆ど脱線が起こらないようになりました。集電も問題ありません。
ただし、スプリングポイントとして逆進入させようとする(分岐側に切り替えた状態で本線右側から進入させる事)と、脱線することがあります。

配線変更

電動ポイントの切り替え不良が改善しないため、ポイントが集まっている側を正面として手動で切り替えることにしました。
それに伴い、引込み線線のスイッチと給電ジャックの場所を左下の本線と引込み線線の間に移設しました。
ポイントの切り替えスイッチは以前のままです。
また本線上にも一時的に車両を留置できるよう、ギャップと補助フィーダーの設置を行いました。
レールを2カ所ニッパーで切断してギャップを切り、切断箇所のバリをヤスリで整えます。
ギャップを切った区間のレールの外側からコードをハンダ付けし、レールのすぐ脇に空けた穴から裏通ししてスイッチに配線しました。
そのままでは目立つので、ハンダ付けした所をレールと同じ色で塗っておきました。

ジャックとスイッチ

ジャックの上の端子がAC(ポイント用)、下の端子がDC(走行用)です。
左のスイッチは 上位置でエンドレス内側の引込み線ON、下位置でエンドレス外側の引込み線ON。
右のスイッチは 上位置で本線ON、下位置で貨物側線ONです。

※追記
後にレイアウトの右半分に通電しなくなるトラブルが発生。テスターで調べてみるとポイント部に原因があるようです。
絶縁部分のレールの分岐側で通電してませんでした。仕方なくフィーダーを1本追加して事なきを得ました。
また、電動ポイントを使用していないので、ポイント用の給電は不要と判断し、ジャックを撤去。
走行用の給電はコードで直接つなぐ事にしました。撮影時にスイッチ部を隠せるような建物を用意したいと思います。

建物に手を入れる その2

更にTOMIX アパート(赤)、TOMIX わらぶき農家、KATO 農業倉庫(ローカル貨物ホームセット)に塗装変更を施しました。
アパートは昭和の香り漂う2階建てモルタル壁トタン葺きの建物ですが、そのままでは艶がありすぎて浮いてしまいます。
屋根は艶を生かしそのまま、階段部にタミヤ フラットベース(エナメル)、モルタル部にタミヤ デッキタン(エナメル)を筆塗りし、アクセントとして1mm角プラ棒を赤く塗って消火器箱、0.5mm厚のプラ板を1.5mm×2mmに切り出し白く塗ってガス機器に見立ててドアの近くに貼りました。
実際のアパートを観察すると、配管や電気メーターなどがゴチャゴチャしていますし、換気扇カバーなども目立ちます。
その辺り追加してやるともっとらしくなると思います。
ついでなので、実物の画像を…。生活感あふれるベランダ側も調査したい所です。

既に窓が埋められ使用されていません別窓で拡大できますこちらは現役アパート。別窓で拡大できます

また、この製品は窓が大きく、中のがらんとした空間が目に入るので、内側にティッシュをボンドで貼り、カーテンに見立てました。
ふわっとそれらしく見せるのはなかなか難しいです(汗)。全戸カーテン閉めきりなんで逆に違和感有ります(^^;)
わらぶき農家はベースを外し、木部をタミヤ フラットアース(エナメル)、屋根部をタミヤ バフ(エナメル)、障子部分をタミヤ フラットベース(エナメル)で筆塗りしました。
この製品もかなり艶っぽくプラ臭い感じなのですが、塗装をすると随分落ち着きました。
農業倉庫はイージーキットですが、そのままではプラ臭いのでやはりスプレーで塗りました。
木部:タミヤ ダークアース(エナメル)、コンクリート部:GM 灰色1号、漆喰部:GM 灰色9号、屋根:GM ダークグレー です。
マスキングが不必要なので楽です。スプレーをいつもより離して吹いて艶が出ないように留意しました。
また、空いたスペースに自作の日通事務所を仮置きしてみました。
イメージは悪くないのですが、色が剥げてきているので、いずれ現行の水準で作り直したいと思います。

わらぶき農家 アパート

農業倉庫と日通事務所 

地面の塗装

建物が大方揃ったので、地面の塗装をしました。
今回はまず下地として発色を良くするリキテックス ジェッソを塗ってから、土のザラザラ感を出すのに、リキテックス セラミックスタッコを使いました。
ジェッソを一面に塗って乾燥させた後、スタッコをヘラなどで塗り広げ、使い古しの平筆で細かい部分や表面を整えます。
この時少し筆に水を含ませ、筆を立ててトントンと叩くようにするとらしくなります。
スタッコが乾燥したら、水性アクリル塗料で筆塗りします。
仕上がりはご覧の様な感じで、運動場の様な平らで広い面を表現するのに良さそうです。
つまり、ちょっとのっぺりしすぎるのですが、これから草を生やしていけばどうにかなるかなと考えています。

ジェッソ 上塗りの発色がよくなる セラミックスタッコ ざらざらした質感がだせる

茶色に塗る

架線柱の設置

当初は非電化でと考えていましたが、電車を走らせる機会もあるので、架線柱を設置できるようにしておきます。
昔購入していた1mm厚のマグネットシートを8mm角に切り出し、3mmの鉄ワッシャーをKATO 単線架線柱に接着してます。
磁力による固定で簡単に取り外しできるようにしました。ワッシャーのサイズはもう少し小さい方がいいです。
かなり近代的な架線柱なので不釣り合いですが、無いよりはずっと良いです。
手前の引き込み線は一部複線架線柱の方が似合うので後に変更しました。

旧型国電 時々6連で走ってます


制作記#1

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